太陽光だけで稼働するIoT
太陽電池でスマホを充電するような機材が簡単に入る昨今ですが、『IoTを太陽光発電で動かす』、これを自前でやってみます!
と言っても月に一回の電力の検針では面白くありません。インターネットにつなげる『モノ』として、今回は百葉箱に挑戦します。
百葉箱の外観はこんな感じです。(システムとは直接関係ないですが箱は自作。)
太陽電池百葉箱外観図
システムの構成要素は以下のようになります。
モノ側
電源側
IoTゲートウェイ
IoTに供給する電源以外の部分は電力量計のIoTとあまり考え方に変わりはなく、肝は太陽光発電を利用した電源装置です。
太陽電池の発電能力
蓄電池の容量
IoTの電力消費量
このバランスが重要になりますが、IoTの電力消費量はデータの記録間隔や送信間隔によっても変わるわけなので、システムの要件と相談ということになります。
一般的にはリアルタイム性を上げると消費電力が増え、太陽電池パネルや蓄電池を大きくする必要があるでしょう。
今回の電源装置やIoTゲートウェイに関する詳細な仕様は別途記載することにいたします。
IoTに搭載するアプリケーションについては、
でデータを取得・送信させようと思います。電力量計のIoTとの相違点は、サンプリング間隔と送信間隔を一致させていないことです。 データフォーマットを一度に複数時刻のレコードを送信できる形式にし、電力量計のIoTで使用したデータ受信サーバをデータフォーマットに合わせて改造します。 データ受信サーバとやり取りする通信データの形式はJSON形式を使用しています。
以上